協議会とは

名古屋キリスト教協議会

1951年2月5日に発足し、これまで名古屋、東海地域のキリスト教団体、学校、教会の協力機関として60年余り活動して参りました。

＜協議会概要＞

名古屋キリスト教協議会は名古屋、東海地域のキリスト教団体、学校、NPO、NGO団体などが加盟する超教派協力団体です。

1951年に設立され、2021年で発足70年となる、名古屋・東海地域で最も古い超教派組織の一つです。発足以後、様々な集会、講演会などの活動を通じて地域の宣教協力を担っています。2020年現在、約70の教会・団体などが加盟し、宣教やキリスト教界に関する働きだけでなく社会問題や国際問題などにも積極的に関心を持って関わっています。

＜沿革＞

アメリカのメソジスト派宣教師として、インドの地に派遣された人物があった。その名はスタンレー・ジョーンズ（1884-1973）である。

ジョーンズは長くインドの地で宣教師として仕える一方で、様々な国から招かれ講演をしていた。日本では1949年に初来日し1971年までにつごう10回の公演旅行を実施した。

そんな中でジョーンズの第2回来日公演で名古屋にも来ることとなり、日本キリスト教協議会（NCC）からの要請でジョーンズ博士の大衆伝道集会を教派を超えて支えるという形で、名古屋キリスト教協議会は発足した。

1951年2月5日日本キリスト教団金城教会にて28教会、7団体の計35団体の参加により名古屋基督教協議会設立総会が持たれ、正式に発足する事となった。

スタンレー・ジョーンズ博士大衆伝道集会はその年1951年の2月15日、16日に開催され、以後1971年まで毎年名古屋でも開かれた。名古屋基督教協議会は20年の間、スタンレー・ジョーンズ博士講演会の世話役的役割を担う組織として仕えてきたが、徐々に独自の協議会としての可能性や使命を求め形成していった。

名古屋基督教協議会は時代と共に名称も「名古屋キリスト教協議会」となり、イースター合同早天礼拝など超教派の合同集会や講演会、シンポジウムを開催してきた。イースター合同早天礼拝は2020年で60回目の開催となり、現在も名古屋、東海地域のキリスト教超教派組織として、教派・団体を超えた協力、宣教と交流の役割を担っている。

※抜粋名古屋キリスト教協議会60周年記念誌より

スタンレー・ジョーンズ博士

～名古屋キリスト教協議会のあゆみ～

※抜粋（「名古屋キリスト教協議会50年のあゆみ」より）

1951.2.5　名古屋基督教協議会設立総会　28教会7団体計35団体により発足　
1951.2.15-16　スタンレー・ジョーンズ博士大衆伝道集会　　
1958.8.16-19 キリスト教世界大会中部大会
1958.12.22 市民クリスマス開催
1959.2.14-15 宣教100年記念伝道集会
スタンレー・ジョーンズ博士、メリー・ウェブスター女史、トーマス・カールス博士、アチハバール・ハック博士
1959.9.26 伊勢湾台風上陸。紀伊半島から東海地方を中心に甚大な被害を受ける。
1959.9.28 超教派による伊勢湾台風基督教救援本部が立ち上がり名古屋キリスト教協議会も参加。
1960.9.26 伊勢湾台風から1年を機に名古屋キリスト教社会館が開館し協議会も協力。
1961.4.2 第1回イースター合同早天礼拝
1961.10 最初の日本語訳聖書「ギュッツラフ聖書翻訳者記念式典」愛知県美浜町
1961.11.6-9 スタンレー・ジョーンズ博士　アシュラム、伝道大会
1968.2.11 「信教の自由を守る」集会 300名が参加
1970.3.29 第10イースター合同早天礼拝（71-75年の間休止）
1971.10.30 スタンレー・ジョーンズ博士　名古屋での最後の伝道集会・アシュラム
1976.4.18 イースター合同早天礼拝再開（第11回）
1983.9-11 3ヵ月連続特別公開講演会
9.10「教会と国家-フィリピンにおける教会の実情-」ローマン・ティプレス監督
10.30「原理運動を憂慮して」卓明師
11.24「教会と国家-中国における教会の実情-」今井巳智雄師
1984.9.25 中国教会代表団歓迎のつどい
1987.9.1 名古屋キリスト教協議会便り創刊第1号発行
1991.2.21 愛知キリスト者反戦合同祈禱集会共催 100名参加
1999.4.17 中国基督教協議会（C.C.C）訪日代表団来名・歓迎会
2002.2.17 名古屋キリスト教協議会創立50周年記念講演会
「ことばが届くということ」講師：加藤常昭師
2002.10.1 名古屋キリスト教センター開設
2009.2.22 2009名古屋賛美フェスティバル開催　500名が参加
2011.2 名古屋キリスト教協議会創立60周年記念集会

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